DIYでデッドニングの3
各素材や工具などを一覧でまとめてみましたのでそちらもご覧ください。
今回はデッドニングの中でもスピーカー回りの話をします。
ドアの内張りを剥がすと、純正スピーカーがありますね。
「コーン」(音が震える部分)を破れない程度に軽く触ってみてください。
ほとんどの純正スピーカーが「紙」のコーンではないでしょうか?
少なくとも私のホンダストリーム(平成13年に購入した)は紙コーンでした。
まあまあ良い音出してると思っていたのが実はチャチな紙コーンだったのです。
社外品のスピーカーに変えようと、アルパイン社製の左右二個で一万円くらいの
スピーカーを買いました。
ただ、スピーカーを買っただけでは車のドアには取り付けできません。
ドアとスピーカーの間に
バッフルボード (アマゾンリンク)という板が必要になります。
真ん中の黒いのがバッフルボード。エーモン社製の3200円くらい のものです。トヨタBBに着けていた物が、カローラフィールダーでも 同じサイズだったのでBBを売った際にバッフルボードは外してカローラ フィールダーに着けました。 |
純正スピーカーユニットは3か所でクリップかビスで固定されています。トヨタ車などはリベットで留めてあるので、外すのがちょっと大変です。
もしあなたの車がトヨタ車ならリベットで固定されている可能性が大きいです。電動ドリルがあればリベットの中心に5ミリ前後くらいの刃穴を開ければあとはニッパーでリベットを切ることが出来ます。
電動ドリルなんてもってね~よという人はニッパーで根気よくリベットを切り取るしかありませんが、取れなくはないので頑張ってください。
バッフルボードの役割は、ドアパネルの純正スピーカーが留めてあった穴と、社外品のスピーカーのビス穴がそのままでは合わない為、社外品のスピーカーをバッフルボードに固定し、そのバッフルボードをドアインナーパネルに固定します。
車ごとに純正スピーカーが留めてあったクリップやリベットの穴の位置が違うため、バッフルボードは車種別に販売されています。
オートバックスなどでAODEA(エーモン)製のバッフルボードがずらりと並んでいるのを見たことがありませんか?(って楽天で探してみたらAODEA製のバッフルボードは現在は販売されていないようですね)
アルパインやカロッツェリアがバッフルボードを販売しているようなので、ネットで探す場合は
「バッフルボード 車種名」
で検索すると見つかると思います。
違う車種のバッフルボードを選んでしまうとドアパネルの穴と合わない可能性があるので、購入の際はご自分の車種用のものなのか、よく確認してください。
DIYが「堂に入ってくる」と自分でMDFボードを切って加工することもできますが、素人の段階では買った方が早いでしょう。木工が得意な自作してもよいでしょう。
バッフルボードは社外品のスピーカーのビス穴と車のスピーカーを留める穴が合わないのを橋渡しする役目と、スピーカーの振動をドアインナーパネルに伝えない役目もあります。
なので、素材にこだわったバッフルボードになると高剛性アルミダイキャスト性のものなど、徹底的に振動を抑える素材が使われている物もあります。
Amazonや楽天で買う場合は
「車種名 年式 バッフルボード」
で検索するとヒットすると思います。
バッフルボード
プリウスのような人気車種であればオートバックスなどでも
手に入るかもしれませんが、マイナーな車種の場合は普通の店舗
では手に入りづらいかもしれません。
電気ドリルは持っておくと重宝しますよ。
私の超オススメは、ツール紹介の記事でも紹介していますが、
ブラックアンドデッカー(BLACK&DECKER) 18V マルチツール EVO183
が鬼おススメです。DIYで木工やったり、電気ドリルで穴あけ、
電気ドライバーなど用途は沢山あります。
この ブラックアンドデッカー(BLACK&DECKER) 18V マルチツール EVO183
だけでウーハーボックス、アンプボックスを制作出来ました。
見づらい&へたくそ&散らかっていて写真もピンボケで恥ずかしいですが左側がアンプボックスで右側がウーファーボックスです。アンプは金色に光る海外のアンプをウーファー用。手前はアルパイン社製の5万円くらいの物でフロントの左右を鳴らしています。アンプボックスの左上の方にあるのが、布製チェーンのAUTOSOXです。まだ使っていませんが、雪が降って走れなくなったら活躍しそうです。 |
バッフルボードにビス留めする際にも、先にバッフルボードにドリルで
穴を開けてからビス留めしないと、バッフルボードにヒビが入る可能性大です。
私がそうでした。
なので、 ブラックアンドデッカー(BLACK&DECKER) 18V マルチツール EVO183
ほど高くなくても、安物(手動式ドリル)でも良いので、ドリルは持っておきましょう。
私の場合は最初にケチって手動式ドリルを買いましたが、
面倒くさくて結局電動しか使っていません。
安物買いの銭失いってことですね
その4へ続きます。
DIYでデッドニングをする方法はカテゴリページ下から順にみて頂ければわかりやすいと思います。
デッドニングや風切り音対策に必要な素材や工具などを一覧でまとめてみましたのでそちらもご覧ください。
あと、車のパーツの通販リンク一覧作ってみました。